オーダーキッチンや家具づくりのとき、「木材の種類ってたくさんあって迷う…」と感じたことはありませんか?
特に、明るい色味の木材はナチュラルで親しみやすく、どんな空間にも合わせやすい反面、似た雰囲気の材種が多くて選びづらいことも。
今回は、明るい印象の空間づくりにおすすめな木材を4つご紹介します。事例写真と合わせて、色味や特徴、経年変化もチェックしてみてくださいね。
△ホワイトオーク(左上)、メープル(右上)、タモ(左下)、ホワイトアッシュ(右下)
北米に広く分布する「どんぐりの木」。
堅くて耐久性が高く、ウイスキー樽や家具など、昔から幅広く使われてきました。
経年とともに黄色味が濃くなり、豊かな表情に育っていくのも魅力。節あり・なしの選び方で印象が大きく変わるため、空間のテイストに合わせてアレンジしやすい人気の木材です。
△木目の美しさでシンプルなキッチンに上質なアクセントを添える
△縦横の凹凸や格子が際立ち、和と北欧が調和したミックススタイル
△節や白太を活かした無骨な表情が、自然素材のラフさを引き立てる
北米に分布し、日本では「かえで」として知られています。
堅く、衝撃に強いため、ボウリングのレーンやピン、楽器にも使われるほど。
明るいクリーム色の木肌は清潔感があり、やがて飴色に変わる経年変化も魅力。
ナチュラルで軽やかな空間を演出してくれます。
△淡いクリーム色と緻密な木肌がやさしく、明るく穏やかな空間に
日本や中国に分布する、はっきりとした木目が美しい木材。
やわらかで穏やかな印象を与えつつも、粘りがあって強度もあり、スポーツ用品などにも使われてきました。
和の空間との相性もよく、畳や障子のある空間に取り入れるとしっくり馴染みます。
北米に分布し、タモと同じモクセイ科の木。
タモよりも堅くしなやかで、バットやホッケーのスティックなどにも使われるほどの強さがあります。
木目はタモに似ていて、淡い黄白色の色味が美しく、経年変化でやや濃くなっていきます。