
キッチンは「料理をする場所」だけでなく、調理や配膳、片付けまでを通して家族や友人が自然と集まる、住まいの中心となる場所です。オーダーキッチンなら、形や大きさ、配置を自由に決められるため、家族構成やライフスタイル、間取りに合わせて「どのようにキッチンを使いたいか」「どんな時間をキッチンで過ごしたいか」を反映させることができます。
キッチンの形とレイアウトは、一般的に大きく「I型」「II型(セパレート型)」「ペニンシュラ型」「アイランド型」「L字型・コの字型」に分かれ、それぞれに特徴とメリットがあります。私たちは丁寧にヒアリングを重ね、そのご家族にとって最適なキッチンの形とレイアウトをご提案しています。

シンク・コンロ・作業スペースを一直線に配置したシンプルな形。
壁付けはリビングダイニングを広く使え、対面式はリビングを見渡せます。壁があることで油・水はねを防ぎやすく、換気効率も高いため、においがこもりにくいのが特長。狭い空間にも取り入れやすく、コストを抑えやすいのも魅力です。
△2階に設けられた約3.3mの壁づけのキッチン(HOUSE246)
△マンションリノベで約5m壁づけキッチン。右半分はキッチン、左半分はカップボードとして使用(HOUSE106)

シンクとコンロを別々のカウンターに分けたキッチン。
振り返るだけで調理ができ、作業分担もしやすいので複数人での料理に向いています。限られた空間でも取り入れやすく、配置によっては回遊動線を確保することもできます。効率性とデザイン性を兼ね備えたバランスの良いのが魅力です。
△(HOUSE254)
△(HOUSE224)

ペニンシュラとは「半島」の意味。片側を壁につけた、アイランド型を日本の住宅事情に合わせて発展させた形。
アイランド型よりも省スペースで導入でき、油はねを横の壁で抑えられるのもメリット。壁の奥に冷蔵庫や収納を配置すれば、生活感を隠したすっきりとした空間づくりも可能です。
△(HOUSE244)
△(HOUSE227)

四方が壁に接しない「島」のような独立した形。
回遊動線を取りやすく、家族や友人とコミュニケーションを楽しみながら料理できます。一方で広い空間が必要となるため、間取りの工夫や空間全体の計画が欠かせません。空間の中心に存在感のあるキッチンを据えたい方に人気の形です。
△(HOUSE258)
△(HOUSE231)

上から見た時に「L」や「コ」の字を描く形。
コンロ・シンク・冷蔵庫を自由に配置でき、効率的な動線をつくりやすいのが特徴。作業スペースが広く、複数人でもスムーズに使えます。広めの空間は必要ですが、アイランド型の作業台を組み合わせれば、さらに自由度の高いプランにできます。
△(HOUSE114)




